FXでユーロ/ドルやポンド/ドルなどの場合、1pipsは何円になるんやろか?
前回のクロス円編の続きです。
前回の記事で書きましたが、外国通貨対日本円の場合は、
USD/JPY というように右側が日本円になりますよね。
日本の場合は、日本円を中心に考えるので
1pips=1銭だから簡単ですね。
しかしFXの通貨ペアでいうと、
「外国通貨/日本円」だけじゃなく
「外国通貨/外国通貨」ってのもあるよね。
主要通貨ペア(日本円以外)
例えばFX取引で人気のある通貨ペアでいうと、
■EUR/USD(欧州ユーロ/米ドル)
取引量がもっとも多い通貨ペアで、
比較的テクニカル分析が機能しやすいと言われています。
■GBP/USD(英ポンド /米ドル)
ボラティリティ(値幅)が大きいので短期売買に向いていて
利益も損失も大きくなりやすいようです。
熟練者好みらしい。
世界的な通貨である
・ドル
・ユーロ
・ポンド
・円
というのは流通量とマーケットの大きさは株取引の比ではないようですね。
EUR/USDやGBP/USDだと、右側の米ドルを中心と考え、
このように右側に米ドルが位置する通貨ペアを「ドルストレート」って言います。
なんかポーカーみたい。^^;
クロス円以外だと「円」や「銭」とかの概念はないですから
基本的にpipsで表現するってわけです。
ドルストレートの円換算方法
米ドルの1pipsは0.0001ドルだから、
これを日本円に換算すれば良いわけですよね。
そして当然、その時の為替レートによって違ってきます。
この記事を書いている時点での米ドル/円相場は、1ドル/101.84円
なので、米ドルの1pips=0.0001ドル=0.010184円
ってことになります。
計算式は
101.84円×0.0001ドル=0.010184円
なので米ドルの1pips=0.010184円
ですね。
例えばEUR/USDを1万通貨で売買した場合
米ドルの1pips=0.010184円×10000通貨=101.84円の損益
なので1pips動けば、日本円換算で101.84円の損益が発生します。
前回の記事「1pipsは何円?1pipsの損益って?」でも書きましたが、
取引単位により同じ1pipsの変動でも損益額が違ってきます。
ここは、しっかりと理解しておきましょうね。
以上のことをしっかりと理解しておけば、
どの通貨でも日本円に換算できますし
あなたも「pips博士」間違いなし!
(^o^)丿
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